Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツィッター)、Instagram(インスタグラム)、LINE、YouTube、Pinterest(ピンタレスト)など、メジャーなソーシャルメディアはいくつかありますが、それぞれ特性があります。集まっている層も違います。
「今はこれがユーザーが伸びているからとりあえずやっとこう」も良いですが、
せっかくなら特性の違いを意識して使い分けていきましょう。
スターバックス コーヒーが好例です。
→ ソーシャルメディアのファン創り(1)スタバとタリーズの Facebookページ比較
→ ソーシャルメディアのファン創り(2) スタバのインスタに見る「商品のある生活」
投稿したのは真田丸の登場人物似顔絵イラスト
時々描いては投稿している、NHK大河「真田丸」登場人物とそのシーンの言葉を添えたイラスト。このときは竹内結子さん演じる茶々。
第17回真田丸「再開」を見た方なら分るのですが、このシーンはかわいいのではなく、「この人、こわい〜」と感じる仕草です。無言なのですが、その状況から受ける印象のセリフをつけました。
「こうかしら?」
Facebook(フェイスブック)
(※投稿後に目の周りを修正して後から画像を差し替え。
そのため【画像修正したの追加!】と追記しています)
「いいね!」を押してくれた人たちは
私と繋がってくださっている人たちでした。
つまり
私を知っている人で、かつ、
真田丸を見ている人たちが
積極的に「いいね!」を押し、コメントをしてくれています。
Facebookは「人」中心に
繋がるメディアだということです。
Twitter(ツィッター)
第17回真田丸「再開」、面白かったですね!茶々がホラー! #真田丸 #茶々 #淀 #豊臣秀吉 #側室 #サイコパス #男好き #悲しむのを止めた #竹内結子 #大河 #ドラマ #NHK #戦国時代 #武将 #丸絵 #似顔絵 pic.twitter.com/bfyOarADc4
— T.KAORI (@norwayblue_eyes) 2016年5月2日
(Twitterは一度投稿したら画像差し替えできないので
初めに描いたもののまま)
投げたらすぐに「♡」とリツイートが発生しました。
特に話題性の高いハッシュタグ付きだと反応が早い。
即時性とスピードはツイッターならではです。
▼大河ドラマ税理士の山本やすぞうさん。コメントでリツイートしてくださいました。山本さんとはフォローしあってはいるものの、普段の絡みはありません。
お名前の通り、大河に詳しく、大河のストーリーを企業に見立てて説明する、ユニークな税理士さんです。
▼竹内くろべーさん。この人とはフォローも、されも、していません。
私の投稿に対する意見をツィしている。
▼ほかリツイートや♡を押してくれた存じない方がた。
(5月3日現在なので、時間を追って多少増える可能性有)
なぜまったく知らない人たちと繋がるかというと、
ハッシュタグ(#で始まるキーワード)がその役割を果たします。
真田丸の場合は #真田丸、
そして真田丸の絵の場合は #丸絵 です。
真田丸放映後はすごい勢いで絵がアップされている。
絵が似てようが似てないが関係なく、
自分の気持ちを絵にしたものがどんどんツィートされます。
なので Twitterは、人よりも
ハッシュタグ=キーワードで現された
「関心事」で繋がるメディアだということが分ります。
インスタグラム
私は現在、積極的にインスタグラムのフォロワーを増やす活動をしていませんので「いいね!♡数」はそれほど多くありませんが、「真田丸好き」「和好き」な人たちが反応しているようです。
英語タグも付けていますので、外人も♡を押しています。
今回の茶々の絵には外人からしかコメントされていませんね。
インスタグラムとツイッターと共通点は、
タグで人がやってくるということです。
私をフォローしてくださっている方もいますが、
全く知らない人も♡を押してくれます。
しかし
ツィッターほど
文字のコミュニケーションはありません。
そこがツィッターとまったく異なる点です。
画像のソーシャルメディアですので、
画像にインパクトや美しさがあり、
魅力的であれば♡が増える、
ビジュアルによるコミュニケーションなのです。
その点では
Pinterest(ピンタレスト)に近いですね。
インスタは美しい画像を見せる場ですので、Facebook でアプリで文字を入れた画像投稿をインスタグラムにもってきても、まったく映えません。逆に汚く見えます。
インスタグラムはFacebookとは一緒ではないということです。
それがご自身のビジネスと何か繋がるものがないか、
人気インスタグラムのアカウントを
フォローして何が人気なのかを見てみるのも一つですね。
まとめ
各メディアで反応が違うこと、
そしてそこにいるユーザーも違う。
あるいは求めているものが違うということです。
・Facebook:「人」が中心になって繋がります。
・Twitter:関心事で、まったく知らない人とも繋がります。
・インスタグラム:美しい画像と関心事で繋がります。
× Facebookの画像 → インスタグラム
◯ インスタグラムの画像 → Facebook
商品やサービス内容によって
向いているメディアは異なると思いますが
上手に商品/サービスを
見せる方法を探すという方法もあると思います。
各メディアの特性を知った上で、
いろいろと楽しみながらやってみてはいかがでしょうか。