「ブラッドが独身に。ロスまで片道 税込み169ポンド」ノルウェー・エアシャトルの大胆に攻める広告

話題の題材で認知とファンを獲得!ノルウェイ航空会社のマーケティング

話題の題材は人の関心が集まっているもの。

数多くの人の投稿が溢れ変える中、
キラリと光り、目を止めさせる発信をどうしたら放てるか?

自分の中から出す情報だけでなく、
人の関心が集まっている話題の題材を、
自分にうまく引き寄せられたら、
自分も話題になり、
相手の記憶に残すことだって可能になるかもしれません。

話題に乗って、自分に注目を引き寄せる例

その面白い例が、ノルウェー・エアシャトルの広告。

2016年9月20日過ぎ、
「ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが離婚」のニュースが
駆巡りましたね。
(仲良さそうでしたが…感想はやっぱり離婚かあ〜って感じでした)

その数日後に出た、
ノルウェーの航空会社ノルウェー・エアシャトルの
攻めの広告。

「ブラッドが独身に。ロスまで片道 税込み169ポンド」

広告が出たタイミング。
ブラピの住む「ロサンゼルス」という場所。
そして「独身」という言葉。

本人の写真もないし、
直接的にはあのハリウッド俳優の
ブラッド・ピットを特定している要素はなし。
(だから権利的にも問題ないだろうから、余計なコストもかからない!)

世の中に「独身のブラッドさん」は居るでしょうしね。

でも、これらのだけ要素で、
見る側は何の事か直ぐ分る。

しかも片道切符の価格提示です。

片道切符で彼の元へ突撃しませんか(169ポンドで)?

と、世の女性に気持をあおるかのような
大胆なユーモア。

印象に残ることは間違いありません。
航空会社をA会社かノルウェー・エアシャトルか
どちらかに選択することになった際には

「じゃあ、ノルウェー・エアシャトルにしちゃおうかな?」

なんて思いにもなりますよね。

この広告を見るものが
実際にロスへ行かなかったとしても(=直接の売り上げにはならない)、

・印象に残って覚えてもらえる
・面白いなあと、好きになる(=ファンになる)

なんてことが起こりえます。
売り込みでない、
面白くて上手な引き寄せ方だと思いませんか?

一つの理想的なマーケティングですよね。

 

話題の題材は人々の関心が集まっている

話題の題材は、みんなの関心が集まっているもの。
だから関連情報には敏感になっている時。

そんな時に、その話題に上手に乗っかってみることで、
印象づけて認知してもらう。
ファンになってもらうことが可能だと思うのです。

ただし、自分と上手に関連させていることが重要。

だから着想の勝負であるところもありますね。

 

真田丸を題材に取り上げてみた

真田昌幸と信繁 未来を定める

私もこの時期、自分の少し先の将来を考えていまして、

先にゴール(=将来)を定め、
それに向かって逆算の段取りを立てて行く。

その過程って、大河ドラマの脚本書きに似てるじゃん!

なんて関連性に気づきました。

今、NHK大河ドラマ「真田丸」がヒットしていますよね。

史実をベースにしている物語ですから、
史実の出来事は、視聴者は既に知っているわけです。
主人公が最後は戦(いくさ)で亡くなることも。

結末が分っていても毎週見たくなるのは、
そこへ至るまでの人物の体験や心の機微など、
その過程を見たいから。

そこへ至るまでをどう描くかは
脚本家がおそらく一番頭を使うところですよね。

こうして決まっている結果(=望む結果)へ向かう
その行程を作り上げる作業は、

定めた結果(=自分の得たい未来)へ向かって
その段取りを作って行くこと

に近いじゃないかと。

で、人気の真田丸がらみで、
真田丸の絵も入れて(ここ、ポイント)書いてみました。

真田昌幸と信繁 未来を定める
欲しい未来への段取り作りは歴史ドラマを作ることに似てない?

Facebookでも反応も良かったですし、
絵に魅力を感じでシェアしてくれた方もいらっしゃいました。

この記事を書いている時点で、
当ブログの「人気記事」リストの中にランキングされています。

 

コツは自分が興味を持つ話題にする

話題にものに、自分と関連させるものがないか?
考える時の一つのコツはその話題に自分もしっかり入り込んで当事者になること。

そうすると、気持が入りやすいので
強い発信(記事)が書きやすくなるはずです。

着想できるように常にアンテナをはっておきたいですね。

 

 

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