あなたは今の仕事をなぜやっているのでしょうか。
そのことをブログやソーシャルメディアで公開していますか。
していなかったら言葉にアウトプットしましょう。
自分のその仕事をする動機、「なぜ」を確認しよう
あなたが今の仕事をするに至るまでの
ご自身のストーリーがあるはずです。
特に個人事業主(起業家)の商品/サービスは、
その人が通過してきた体験と直結しています。
専門の話だけでなく、
・この人はなぜ、この仕事をやっているのか
・この人はなぜ、この仕事をやるようになったのか
・この人を突き動かしているものは何なのか
それをお客さまは知りたくなるものです。
だって、それがあなた(の商品/サービス)の
個性であり独自のものであるから。
あなた独自性はもっと見せていきましょう。
そうすると、その人やそのビジネスが
もっと立体的に見えてくるというのか、
ぐっと親しみを感じませんか?
感じますよね。
逆にそこが見えていないと、
単なる商品価値の提供だけになってしまうのです。
他と違いも見えてこないのです。
つまり、あなたならではの特長が感じにくいものとなる。
それは個人起業家にとってソンです。
あなたの「何をしている」ではなく、
「なぜしているのか」に人の心が響き、
興味を持ってくれる要素なのです。
自分自身をその仕事に
突き動かす根底にあるもの。
動機。そしてビジョンや夢。
すでに分っている人、
心の中でぼんやり自覚している人、
意識したことないという人は
具体的な文に書き出していきましょう。
文に出すことは見えないものを「形」にしていくこと。
お客さま(第三者)にあなたの価値を伝えるための
大事な作業でもあります。
それをすこし昇華させていけば
社会に対してのあなたの
「志命」「ミッション」となる。
そしてそれがそのビジネスが
存在する価値になる。
初めは動機は自分自身に強くあるかもしれません。
それを少しずつ、社会的に
高めて行く事が大事だと思います。
あなたの「なぜ」と商品が生まれた背景ストーリーを見せよう
あなたの通過してきた人生は
あなたの商品/サービスと直結しています。
その人生は物語という形でお客さまに伝えることができます。
商品やサービスそのものの価値だけではなく、
世界観や物語性という情緒的な要素を加えると
お客さまの共感を、より得やすくなるという考えです。
ヒーローズジャーニー(英雄の旅)という
物語を伝えるパターンの王道があります。
神話学者のジョセフ・キャンベルさんが
英雄神話の話が展開する共通パターンとしてまとめた、
物語として伝わりやすい一連の流れのこと。
このパターンを繰り返すことで
人生もビジネスも成功へ導くという考えです。
映画監督ジョージ・ルーカスは
「スター・ウォーズ」にこの考えを取り入れています。
12ステップもありますが、以下は8ステップの場合。
1.物語の主役(あなた)が天命(Calling)を知り、
2.決意をして旅を始めます(Commitment)。
3.限界点につき当たります。(Threshold)
4.メンター(師)や仲間とであい、成長します。(Guardians)
5.最大の試練に出会い、その戦いを経て(Demon)
6.変容し(Transformation)
7.試練を達成し、(Complete the task)
8.故郷へ戻る(Return home)
(参照:不況の影響で啓蒙ビジネスが続々!新たな成功法則「ヒーローズジャーニー」
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20100105/Diamond_20100105001.html)
すべてそっくりそのまま使わずとも、
エッセンスは使えると思います。
自分の今のビジネスを作った
背景ストーリーを書き出してみてくださいね。
その中に、お客さまにお伝えできる
表現や言葉が出来てくると思います。
まとめ
あなたが通過してきたこれまでの人生。
今の仕事は、それまでの体験と
それを通じての気づきや気持ちが大きく関わっています。
それがあなたの商品・サービスに世界観や物語性を与え、
あなた独自の価値となるものです。
この商品/サービスが生まれた背景。
あなた自身のストーリーをもっと前に出して
商品/サービスを魅力的にお客さまに伝えてゆきましょう。