自撮り(顔出し)は、ビジネスのためにソーシャルメディア活用しようと思った時、はじめにぶつかる悩み。ふつうは戸惑いますよね。
毎回の投稿すべてにお顔を出す
起業家さんもいますが、
その必要はまったくないと考えます。
私は、作業に没頭する時期は身なりを構っていられず(笑)、高頻度での自撮りはUPしません。
では自撮りは無くてもいいのか?
匿名でいっさい顔出しもせず、長年ご活躍されている方もいます。
有名なのが、
社会派ブロガー ちきりんさんと、
売れるきっかけを作るコンサルタント 青山華子さん。
この方々と同じようにするならば、
徹底してそのポリシーを貫く必要があります。
それでも基本的には
出せるのなら、自分の姿は
出したほうがよいと考えます。
※なお、これはビジネスでソーシャルメディア活用する場合のお話であり、事情で顔出しできない人に顔出しを強要する話ではありませんので念のため。
自撮り/顔出しは必要?その意味を考えよう
英語でも自撮りの意味の
「Selfie(セルフィー)」という
言葉が生まれましたよね。
「自撮り棒」なんてものも出現し、
自撮り棒禁止の施設さえ出ましたよね。
自撮り中の死亡事故も多々発生しています。
これもスマートフォンと
ソーシャルメディアが普及したことで、
手軽に自分の写真を投稿
できるようになった時代背景がありますね。
ビジネスに
ソーシャルメディアを活用したい
私たちの場合はどうでしょう。
「顔出しをしたほうがいい」理由に
『信用を得る』
『ファンを作る』
などがあげられます。
やはり、全く姿が見えないより、見えた方がいい。
「ああ、こういう人なんだ」とわかるから。
安心するし、
「人感」は特にネットでは大切です。
ドラマの脚本や音楽などで、
興味を持った作品の著者の顔が
見たいと思ったことありませんか。
「どんな雰囲気の人なんだろう?」って。
そしてお客さまや知り合いにとっては、
あなたの近況や様子がわかることで
あなたに会っている感じがするんですよね。
お客さまのそういう思いに対して
応えることができる一つの方法として
顔出しがあるのではないかと思います。
自分のプレゼンテーションとしての顔出し写真
特に見られるお仕事の人や、
スタイリストさんなどが
自分の姿を投稿することは
ファンを増やすことにつながるのは確かです。
ショップの店員さんのように、
自分自身がプレゼンテーションになりますよね。
それが上手だな〜と思う方、
パーソナルスタイリストの猪股 明里さん。
ご自分をモデルにしてスタイリングした
写真投稿が魅力的で、ファン作りに成功しています。
▼リップとスカーフがきいていますよね。
この口紅は何を使っているの?と問い合わせがきたそうです。
▼こちらも力の抜けた、でも洗練されたコーディネート。
ポーズも自然ですね。
これだけの力をいれた投稿は、やはりお仕事に繋がっているとの事。
明里さんに撮影時にどう気をつけているかお伺いしたところ、
このようなお答えをいただきました。
- 全身撮影のときは、三脚を利用
- スタイルが良く見えるように、下の方から撮るように意識してセッティング
- 顔メインのときは、とにかく光を意識
明るくて柔らかい雰囲気がでて、キレイに映る場所をひたすら探して撮影 - 顔の時は色々撮り直しして厳選
- 構図とか角度とか手の動きとか髪の毛の動きとかいろいろ…
やっぱりそれなりに工夫していらっしゃいます。
腕を伸ばしての撮影は限度がありますし、三脚は一つの方法ですね。
モノを作る人は自撮りは不要?
モノを作る人は「モノが良ければ本人は出なくてもいい」と考えがちですが、
モノを作る人ほど、姿を見せたほうがいいと思います。
「あの美しいものを生み出している人」の姿を
見せてあげるって、ものすごく重要。
人は人のファンになるもの。
人をだすことで、もっとそのモノを好きになる。
なので作家さんの姿を
見せることには価値があります。
こちらは作家さんで自分の出し方が上手な
心躍るバッグ Labikaraラビカラ
バッグクリエイターの新城ゆい さん。
自分の商品を自分で持った姿の写真や
作業の様子など、
単なる商品写真だけでない見せ方をしています。
ゆいさん自身、
「自分を出した方がいいことは実感している」とのこと。
▼ご自身が商品を持って、サイズ違いがわかるようにしています。
手にとれない通販は
サイズ感や身につけたときの
雰囲気が分かることってすごく大事ですよね。
200件ちかくの「いいね!」がついています。
▼縫っている姿が魅力的。
この人がこのバッグを作っているんだと、
好感が湧くし信頼感を持てますよね。
いいね!やコメント数からも
ファンの反応があることがわかります。
自己紹介5をブログに書きました!よかったら、読んでください^^【バッグを知ってる方が増えて、とても嬉しいです♪そして、今後やること。】http://s.ameblo.jp/labikara/entry-12137196805.htmlこれで完結です!================心躍るバッグ Labikaraラビカラショップ⇒http://www.labikara.com
新城 ゆいさんの投稿 2016年3月14日
▼これも「姿」の出し方ですよね。
アイロン掛けの手。作っているんだなーって感じがします。
今日は、安定の人気があるこの生地のバッグを作っています。この生地でご注文されるお客様は、トートバッグSが多いですよ^^ 海外の生地は、ファブリック会社名などが書かれている端の部分もかわいいんです♪使えないけど笑この生地の...
新城 ゆいさんの投稿 2016年3月15日
→ 新城 ゆいさんブログはこちら
作家さんの姿は、
その商品を楽しみにしているファンたちにとっては
とても嬉しいことなんですね。
起業家にとって顔出しとは
考え方としては、
「顔」を出すというよりも
「姿を見せる」
ということではないでしょうか。
顔を覚えてもらわなきゃ!
だから投稿に毎回顔を入れなきゃ!
なんて全くナンセンスだと思います。
TVや雑誌などに出演するなら別ですが、
ソーシャルメディア内だけで『顔を覚えてもらう』
には、相当の露出/拡散が必要です。
「ネット上で有名」といっても、
リアルの世界から見れば
ほんの限られた範囲の中での
ことですからね。
顔よりも、投稿の内容や
顔写真以外の魅力的なビジュアル(写真)で
惹き付ける工夫をすることのほうが本質です。
お客さまはあなたの「顔」が
見たいわけじゃない。
あなたの様子、姿を知りたいのです。
顔を出すというよりも
自分の姿をお客さまに届ける。
そういう考えであれば、
顔出しにそれほど強迫観念を
もたずにすむのではないでしょうか。
研究のために スマホ三脚や
既存の三脚につけるスマホアタッチメントなど
撮影しやすいツールを用意するのも一つですよね。
自分らしさが出た
あなたの姿を届ける方法を
見つけていきましょう!✧\\ ٩( 'ω' )و //✧
私も研究中です!