すごいアイキャッチ画像だわ〜
自分のブログ用に丸絵を使うとは(もちろん自作)。
さて、9月。
今日は時期的に今年残り時間、どうしてゆくか、
あるいは来年に向かって何をすべきか?など
見通しや計画を立ててゆく時期に入っていますので、
「未来から逆算した段取りづくり」をちょっと考えていて気づいたことを。
欲しい未来をアウトプットし、そこから逆算してゆく
思い描く未来を手にいれるためには
まずは「先に未来を定める」
というやり方がありますよね。
ドリームマップを作るとか、
具体的に手に入れたいものを言葉に書き出すとか、
写真コラージュするなどの方法があると思います。
いずれも、まずは
あなたの頭の中だけにある=見えない状態を
頭の外へ出して見える形にする
ことが共通点です。そうすることで「思っているだけ」から一歩、具体性をも帯びさせることができるわけですよね。
そして次に、その未来から逆算してゆく。
いつ頃、それを成し遂げたいのか?
そのために、何が、いつごろどうなっているべきか?
そのためには、今は何が不足していて
それをいつ頃から何をし始めて、満たして
実現への具体的な階段を登っていくのか?
その過程を組み上げていくことが、
未来を現実に引き寄せるための
大事なダンドリなわけですよね。
決まった結論に向かってその過程を描く=大河ドラマの脚本書きに似てるじゃん!
この定まった結論=自分の得たい未来に向かって、
その過程をどう作ってゆくのか?
これって史実をベースとした歴史ドラマ、
大河ドラマに似ているなあとふと感じたのです。
特に今放映中の真田丸。
ごぞんじ劇作家の三谷幸喜さん脚本。
そしてすばらしい俳優陣によって
前年の不調を吹き飛ばしてとっても好評ですよね。
いろんなイベントも各所で行われ、
なにしろTwitterをのぞけば、その熱量がわかります。
視聴者は誰も結論を知っているわけです。
明日に迫った真田家の「犬伏の別れ」があることも、
石田三成率いる西軍が負けることも、
真田昌幸パパが蟄居中に病死することも、
真田信繁が大坂夏の陣で散ることも、
みんな結果を分っている。
史実ベースのドラマはそうですよね。
結論わかっているのに毎週見たくなるのは、
そこへ至るまで、
どう描かれているのかが見たいから。
残された資料からは拾いきれない、
その時に息づいていた人たちの
感情や心の機微を見ることができるから。
その「魅せ方」は、
まさに脚本家の腕の見せどころですよね。
結論に至るその過程をどう組み立ててゆくか。
劇作家(脚本家)の場合は、
それを視聴者にどれだけ
楽しんでもらえるかというのが勝負どころ。
そのためにに力を入れる大事なところ。
そして私たちの場合は、
自分の思い描く結論をどれだけ
現実の自分に引き寄せられるかが、目的であり、
力を注ぐところ。
わかっている結果(=望む結果)へむかう行程を作り上げる作業は、
自分をぐーーーっと俯瞰してみて、
歴史上の人物と例えて、
自分の歴史を作って行くことに近いんだと思います。
スケジュールを立てるのではなく自分史を作るつもりで未来を描こう
忙しい私たちは、自分たちの未来は
目の前のことを処理し続けた「結果」となってしまがち。
ダンドリを立てていくということは、
やみくもに動くのではなく、
考えられる最短の距離で
成し遂げたいゴールに
向かうための道筋を
具体的に定めていくこと。
スケジュールではなく、
自分歴史をつくる。
そんな気持ちで取り組んでみると、
大きい視点でその道筋を
組み立てられるのかも
しれないですね。
そんな気がした昨今。
2016年も残り数ヶ月。
自分史を見直し、軌道修正するのに大切な時期。
慌ただしさに流されず(←自分)、
ぜひ、すてきな自分ドラマを作ってゆきましょうぞ!