2016年下期版 商用無料 写真素材サイト10選

【2017年下期保存版】商用無料!写真素材サイト10選

この記事では、無料で商用利用OKの写真素材サイトをご紹介します。

前回まで、ブログに使用する画像が違法行為にならないための注意や著作権、画像のライセンスについてお話してきました。

絶対抑えておくべきGoogle画像検索と著作権フリーライセンス
起業家必見!ブログに使ってる画像、大丈夫?知らぬ間に犯す著作権法

その知識を土台にご利用いただくと安心ですね。

便利な商用フリーサイトの写真を使う前の注意点

1. 各自で必ず「利用規約」「ライセンス」は確認すること。

2. 有料/無料に関わらず、良識的利用の範囲にとどめること。
写真素材を使う場合は共通認識として以下の注意点を頭に入れておいてください。

商用無料サイトは「権利許諾書」が無い場合がほとんど

商用無料サイトの素材にリリースは付いていない!
この権利許諾書とは、写真素材を使用した後に、
使用者と権利者(人物の場合はモデル、建造物なら所有権を持つ人等)の間のトラブルを避けるための書類です。

人物が特定される写真には「モデルリリース(肖像権使用許諾書)」
特長のある建造物などには「プロパティリリース(財産権使用許諾書)」

撮影した日、使用目的、モデルさんのサイン、財産権所有者のサインなどが記載されています。

有料サイトの写真素材には通常、この書類が付いているのですが

著作権が放棄されたパブリック・ドメインや
クリエイティブ・コモンズ・ゼロの無料素材は、
著作者が許諾書を添付する義務が無いものが多いようです。

つまり自己責任ということです。

ではそこで注意すべきことは何か、以下に留意してください。
これは有料素材を使う際にも共通です。

人物写真/著名な建造物の写真を使う際の注意点

禁止事項

・アダルトサイト、ポルノ、風俗産業、出会い系での利用
・公序良俗に反する利用
・反社会的、差別的な内容の利用
・犯罪や違法に抵触するおそれがある利用
・被写体が宗教的、政治的な支援者のように見える利用
・誹謗中傷、実害を及ぼすような利用
・プロフィール写真などの利用
・モデルや建造物、風景、物品など被写体のイメージを著しく損なうような利用
・権利者(モデルや著作者、財産権所有者)が不快だと感じる利用

…モデルさんも財産権所有者も生身の人間。
「こういう使われ方はイヤだ!」となれば商用無料であっても、トラブルの可能性はゼロではないということです。

以下用語について

PD:パブリックドメイン
CC0:クリエイティブ・コモンズ・ゼロ

共に「著作権が放棄された」ライセンスです。
上記ライセンスについて詳しくは以下の記事をご一読ください。

絶対抑えておくべきGoogle画像検索と著作権フリーライセンス

日本の人物写真 無料サイト「PAKUTASO」

pakutasoパクタソ
pakutaso

日本人の人物写真で、モデルリリース付きで商用無料のサイトといえば、「ぱくたそ」さん。
無料とはいえ、話題のニュースをイメージした写真をいち早くUPしたり、テーマを立ててコラボ企画したりと、攻めの姿勢で飽きさせません。

ぱくたその最も有名なモデルさんと言えば「大川竜弥」さん。
2012年ごろ、転職サイトに使われた『うわっ…私の年収、低すぎ…?』のバナーがかなり有名でしたね。

pakutaso-salary
[wc_fa icon="arrow-right" margin_left="" margin_right=""][/wc_fa]「年収低すぎ」タグの写真はこちら(笑)
[wc_fa icon="arrow-right" margin_left="" margin_right=""][/wc_fa] ぱくたその企画・コラボレーション素材

・URL:https://www.pakutaso.com/
・素材のライセンス:ロイヤルティフリー
・利用規約:https://www.pakutaso.com/userpolicy.html
(※人物が特定されない写真にはリリースは付けていないようです。)
・作品の傾向:モデルリリース付き。日本人写真がメイン。モデルごとの検索も可能。ほか風景、背景、植物、動物、など
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:日本語

 

日本人写真や背景画像が手に入る「PhotoAC」

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photoac
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日本人写真を探すなら、ここもチェックを。
ここの特長の一つに、イラストレーションのバックグラウンド素材も扱っていること。背景素材はいろんな用途に使えるので便利。
写真テイストとしてはやや古めですが、使えるものは十分探せると思います。
モデルリリースはついていませんので利用には留意してください。
ご利用には会員登録が必要です。
兄弟サイトのイラストAC、シルエットACも便利。

・URL:http://www.photo-ac.com/
・素材のライセンス:PD/CC0
・利用規約:http://www.photo-ac.com/main/terms
※モデルリリースはついていないので自己責任で使うようにとの注意書きあり。
・作品の傾向:いわゆる「ストック写真」的なものが多い。テイストに新しさはないが定番的に使えるもの。テクスチャ素材、背景素材など扱いの幅は広め。
人物、風景、背景、植物、動物、テクスチャ、バックグラウンドイメージなど
・取扱い素材:写真、イラスト(デザイン素材)
・サイトの言語:日本語

 

 

今風のおしゃれな女の子向け素材「Girly Drop」

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girlydrop

今ドキの、インスタグラム映えするような「オシャレなライフスタイル」感が満載の写真。センスよくスタイリングされた素材で、見ていて楽しい。
スタイルの軸が明確なので、そのテイストと合えば、魅力に演出した画面を作れますね。

・URL:http://girlydrop.com/
・素材のライセンス:ライセンス名は記載ありませんが、規約の「OKなこと」の範囲で使用してください。ウェブやアプリ以外の使用は要問合せ。
・利用規約:http://girlydrop.com/policy
・作品の傾向:「オシャレなライフスタイル」感。女性向け。ポップでシック、オシャレ、カラフル。
人物、風景、植物、雑貨など
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:日本語

 

CC0ライセンスの素材サイトの定番「Pixabay」

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ドイツの組織が運営しているようで、日本語にも対応。
無料素材サイトの中では比較的使いすく、点数も多い。
ただし古くさいテイストの素材もしばしば。しかし使い方次第でインパクトのあるビジュアルが可能だと思います。

・URL:https://pixabay.com/
・素材のライセンス:PD/CC0
・利用規約:https://pixabay.com/ja/service/terms/#usage
・作品の傾向:点数が多い。テーマによっては少々野暮ったい。
人物、風景、背景、植物、動物、など
・取扱い素材:写真、イラスト、動画
・サイトの言語:26言語対応、日本語あり

 

CC0ライセンスで雰囲気のある素材「PEXELS」

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pexels
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PEXELSもCC0で、雰囲気のある写真が集まったサイト。
同じCC0素材なのでPixabayと同じ出回っている写真も時々見つかります
今どきの大きな写真を扱うデザインにあった写真が多い印象。
こちらは写真のみ、英語での検索になります。

・URL:https://www.pexels.com/
・素材のライセンス:PD/CC0
・利用規約:https://www.pexels.com/photo-license/
・作品の傾向:今どきのWEBの、大画面の背景に使うようなイメージ画像が多い。人物、風景、植物、動物、背景写真、イメージ写真 など
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:英語のみ

 

欧米的な雰囲気のあるイメージ写真が多い「BOSSFIGHT」

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※2018年10月現在、アクセスできなくなっています。復旧する場合もあるのでしばらく様子を見てみましょう…

ここも写真が美しく、なかなかオススメのサイト。
今時の画面に大きな面積で写真を配置するデザインにマッチするような素材。文字スペースが意識されたような写真が多い。使い方によっては存在感のあるページに。

一括でまとめてダウンロードしたい場合は、
月額(1.99ドル)、年額(19.99ドル)と有料。

・URL:https://bossfight.co/
・素材のライセンス:CC0
・利用規約:https://bossfight.co/hello/ (スクロールして下のほうに記載)
・作品の傾向:欧米的、インスタグラム風ライフスタイルな雰囲気の写真や風景、背景など
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:英語のみ

 

インスタで「いいね!」が多い写真「kaboompics」

kaboompics
kaboompicskaboompics

「何かありそう」な期待を感じさせる写真素材サイト。
今時風のライフスタイル的な写真で、イメージ素材として使うのにいい感じ。
ウェブデザイナーさん2名で運営しているので点数は少ない。
同じ写真を投稿しているkaboompicのインスタでは「いいね!」が100件以上つくほどに、見栄えがするクオリティ。

・URL:http://kaboompics.com/
・素材のライセンス:商用無料。クレジットは不要だが書いてくれればサポートになる。
・利用規約:http://kaboompics.com/terms
・作品の傾向:インスタ風、「自然でオシャレなライフスタイル」。
抽象、街の風景、ファッション、食べ物、風景、その他
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:英語のみ

 

写真家たちの作品が集まる「Enhlin

enhlin
enhlin
enhlin

【7月14日追記】この記事を書いてまだ時間がたっていませんが、enhlin.comに素材を探しにいったらコンテンツが無くなっていました。Twitterでこのサイトのアカウントに状況を伺いましたが返事がありません。現時点ではサイトが使えない状況です。

アメリカ発、写真家による写真素材。各写真は写真家の名前が記載されているだけあり、品質が高く、かつ今どきのウェブに使われるようないい感じの写真が多く、自分の中では注目のサイト。
各写真には写真家の名前とURLが記載されていて、写真家とコンタクトがとれる手だてがある。

・URL:http://enhlin.com/
・素材のライセンス:CC0
・利用規約:ページ無し
・作品の傾向:人物、街、テクノロジー、自然、食べ物、水、ほか
写真家の名前も紹介されている。
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:英語のみ

 

ラトビアの写真家による高レベル写真「BARN IMAGES」

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barnimages
barnimages

ラトビアの2名の写真家によって2015年3月にスタートしたコラボサイト。既存のストック写真とは違うものを出してゆこうという願いを込めて発信しているとか。
「『どこかで見たことがある』ような写真でない素材が見つかる」と運営者。作品感があり、いいものが見つかる気配あり。
点数はまだ少ないがこれから期待大。
テーマごとの複数枚セットのプレミアム パック販売もあり。
ほぼ毎日新作追加。

・URL:http://barnimages.com/
・素材のライセンス:商用無料。
・利用規約:http://barnimages.com/license/
・作品の傾向:街、人物、白黒、食べ物、風景、ライフスタイル、動物、ほか。
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:英語のみ

 

CC0写真が集まる「SKITTERPHOTO」

skitterphoto
skitterphoto
skitterphoto

このサイトもCC0ライセンスの商用無料写真。
他のCC0のサイトの素材と被っているものもあり。
サイト自体が見づらいのであまり使わないが、ここだけの素材もあるかもしれないので、思い出したときにチェックしています。
予備サイトとしてブックマークを。

・URL:http://www.lifeofpix.com/
・素材のライセンス:CC0
・利用規約:https://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
・作品の傾向:ほぼ毎日作品を追加。
・取扱い素材:写真
・サイトの言語:英語のみ

 

まとめ

無料サイトはまだまだたくさんありますが、

ブログ記事にそんなに映えなさそうな写真サイトははずし、特長のある写真のサイトを選びました。
国内は他にもありますが、どうしても使い方が複雑だったり面倒だったり、クオリティ的に今イチと感じたものは外しました。

こうして見ると圧倒的に欧米勢が有力です。
使う側からすれば日本でもこういうサイトが増えるとありがたいですね。

次回はイラストの商用無料のサイトをご紹介します。

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