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引用って?ビジネスブログで他人の著作物を合法的に使うルールとマナー

著作権と引用© by いらすとや
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DeNAのWelqの一件で、「キュレーションサイト」のグレーな部分が取りざたされていますね。著作権法の『引用』の仕方に問題があるからなのですね。

そこで、ビジネスブログを書く
個人起業家でも、
他人の著作物を使うこともあるはずですので、
『引用』について抑えておきましょう。

ここでは、個人起業家が自分のビジネスブログで他人の著作物(文章や写真やイラスト、図版など)を使うケースにしぼって、最低限知っておくべき内容をお伝えすることにします。

 

個人起業家も抑えておこう!そもそも著作権とは?

copyright-building著作物とは、思想や感情といった内面的なものを「創作的に表現したもの」です。

第二条 第一項 第一号
著作物 思想又は感情を創作的に表現したも
のであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。

第二号
二 著作者 著作物を創作する者をいう。

著作権法 (目的)第一章 第一条(昭和四十五年五月六日法律第四十八号)

そして著作権とは、自分がつくったもの=著作物を保護するための権利です。

その目的は「文化の発展に寄与すること」(著作権法第1条)のためなのです。

手間ひまをかけて生み出した著作物に対しきちんと対価を受け、それによって次の作品を生み出す動機につなげるためのシクミでもあります。
勝手に他人に使われてたらヤル気も起こりませんよね。

 

「引用」するための4つの基本ルール

reference-painting著作権法の「引用」は、条件を満たせば特別に他人の著作物を利用できるルールです。
しかし決められた条件があります。
引用は自分の主張を補強するものとして使えます。

 

1. 引用する「必然性」があること

他人の著作物を引用しないと内容が成り立たない場合で、
報道、批評、研究その他のための目的で引用することです。

記事の中に写真(or 絵)が無いとさみしいので
どこからか持ってきたらしい画像を
飾りとして記事の中に使っているケース。

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起業家さんのビジネスブログでも
ときどき見かけますが、
必要性があるとは言いにくいので
避けたほうがいいでしょう。

(※素材配布するサイトで入手した画像は、使用ライセンスに問題ない限りこの対象にはなりません)

 

私も販売している自分の絵の素材を
勝手にブログに使われているのを
何度か目にしています。

その画像は正しく購入せず、
画像検索から見つけて
使っていることはすぐ分ります。

販売されている画像は、
大きさもあってキレイな画像です。

画像が荒れていて汚いか、
画像サイズが妙に小さいものは
無断使用の可能性が高いのです。
特に販売している画像ならそうですね。

2.主従関係は、引用部分が 『従』であり『主(メイン)』にならないこと

ある切り口やテーマに元に既存の情報を編集する「キュレーション」はよい情報だと思っていますが、

問題なのは
他人の著作物が自分のコンテンツ
そのものとして扱っている
ことです。
YouTubeで面白そうな動画を引っぱってきて
言葉を書いても数行程度で記事にアップし、
広告費を稼ぐというバイラルサイトがありました。

他人の著作物の引用が主であり、
自分の著作物(コメント)が
従になるような使い方になるので
『引用』にはなりません。

あくまでも自分の記事があり、
その内容を補強するものとして
使う方法が
合法的に他人の著作物を
使えるようにした『引用』なのです。

3.自分の著作物とはハッキリ区別されていること

自分の著作物のように見せてはいけないということです。
自分のブログ記事の中の一部であるかのように自然に見せるのはダメだということですね。
カッコや枠でくくるなどして見て分るように区別させます。

4. 出所を明示すること

どこかのウェブサイトなら
記事タイトル、サイト名、URLを書いて、
それを見た人が見に行けるようにする。

書籍の場合は著作者、書籍名、
出版名を明記するようにするとよいということです。

参照元を明記して引用を付けることで、
自分の文章だけで解説するよりも、
より権威性や説得力を出せるメリットもありますね。

 

著作物を引用するときの書き方の例

引用の意味のタグ <blockquote> で囲うことをおすすめします。
このタグを使った場合、当サイトではこのような見た目になります。
これはWordPressのテーマのデザインが反映されるので、テーマによって見た目は変わります。

(引用)
第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

著作権法 (目的) 第三十二条(昭和四十五年五月六日法律第四十八号)

引用を意味するタグ <blockquote>
ブログを見る人にとっても、Googleにとっても
引用として本文とは区別されるのでおすすめです。

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分らなければ
『』カッコや枠線で囲うでもよいでしょう。

ワードプレスなら、
記事編集画面にあるダブルクォーテーションマークを使いましょう。

wp-quotation

 

HTMLのテキスト編集画面では、こんな感じになります。
<blockquote> 〜中身〜 </blockquote>で囲っていることがお分かりでしょうか。

<blockquote>
(引用) <strong>第三十二条</strong>  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
<p style=”font-size: 10px;”><a href=”URL”>著作権法 (目的) 第三十二条(昭和四十五年五月六日法律第四十八号)</a></p>
</blockquote>

 

※文字の装飾は分りやすくするためのものです。
URLはURLが入ります。

画像の場合は、その下に出所を明記してあげてください。

まとめ

他人の著作物を利用する時の基本姿勢は、著作物を作ってくれた人への敬意を持つ事なのです。

アイディアを形にすることには
多大なエネルギーを使います。

お互いに知識を持ち、
配慮しながら上手に利用して、
自分の著作物=ブログを作ってゆきましょう。

 

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この記事を書いた人

竹花 香
ファン創造WEBプロデューサー。大中規模企業のWEBサイト ディレクション、デザインで伝えたいことを具体な形にする役割を担う。
メッセージ、面白いアイディアなど「まだ形になっていない見えないもの」の、見える・伝わる表現を探し出すことに熱が入る。そこが自分の使命であり、プロとしてのスキルでもある。基本はウェブ周り。
【好きなもの】ネコ、犬、絵、クロッキー、五平餅、牛皮、メロン、ラ・コルベリーヌのクルミ入酵母パン「ノア」、 エンタメ、青森ねぶた、映画。