エクスペリエンス・マーケティングで有名な
藤村正宏さんの22冊目の著書「マンガでわかる! 安売りするな! 「価値」を売れ!」の
出版記念セミナーに行ってきました。
藤村氏のブログは拝読していたけれど、
とてもカンタンな言葉で、短く、かつ奥深いんですよね。
書籍は一冊程度しか読んでいなかったけれど共感することも多く、
ぜひお話を聞いてみたいと思っていたところ
セミナーをやるとSNSで告知を発見。しかし瞬時満席!
SNSのチカラを知る藤村さんらしい、
ソーシャルパワーによる見事な現象を起こしてました。
キャンセル待ちでようやくチケットを入手できました。
この書籍もすごい。発売前に1,500冊予約注文が入ったそう。
そのうちSNS経由の申込みが1,000冊。
有名な人の書籍でも500冊くらいだそうだから、
どれだけSNSで反響があったかがわかりますよね。
そして初版7,000部のうち2,400部、つまり三分の一をアマゾンが買ったそうな。
それだけアマゾンに見込まれてるわけですね。
セミナーの内容は、藤村さんと、この書籍に登場する実在の人たちが登壇するという構成。
場所はお台場観覧車のふもとにある、
バー付きのイベントスペース「カルチャーカルチャー」。
アルコールOKというから鷹揚です。
始まったらまあ、会場は大きな笑い声が何度もわき起こる。
先生は熱く語る。
登壇者の人たちは、自分自身をさらけ出して、
クセはあるけど、面白いしおかしい。
「個性」を出し「好き」を出す人たちのパワーがすごい。
といっても、アホ言ってるだけでなくて
それぞれ、ちゃんとマーケティングを実践して結果を出している。
そして活気がある。
13時から21時なんて長過ぎると思ったのに
あっという間に感じてしまった。
やっぱり、楽しんでやらないとですね。
というより、楽しめることを仕事にしよう、ってことなわけですよ。
そして強く感じたのが「コミュニティ」。
ご自身主宰の塾生が8割ということもあって、
このエネルギーやパワーが強いなと思った。
個性を出す。先を行っている考えだなと思った。個人の時代とは思うけれど、それは想定してたよりもはるかに重要だと認識。もっと堅苦しくなく行こうっと!写真はいただいた登壇者サイン。 #エクスマ pic.twitter.com/G6y1t1qgce
— T.KAORI (@norwayblue_eyes) 2016, 1月 28
このイベントでの感想をツィートしたらあっというまに「いいね」やリツィートされたから。
短パン社長さんからもフォローされました(笑)
それだけあのイベントで同じ気持になっている人がいたってこと。
ああ、これでいいんだなと、どこかほっとした自分がいた。
堅苦しく教える必要なんかない。もっと自分を出してもいいんだって。
やっぱり人は正しいことより楽しいことに共感する
楽しい感じって、ものすごく吸引力がありますよね?
なんだろう、何やってるんだろう、
何だかいいなー、楽しそうだなー、自分も行ってみたいなーって。
だからもっともっと自分自身を出して「好き」を出すことが必要だと思った。
イラストレーターとの交流会のイベントを開いたりしていて、
本業ではないからあまり時間をさけないかなと思っていたけれど、
これはこれでどんどんやっていっていくべきだとも思った。
だって、これもコミュニティだものね。
同じ関心ごとを持つ人たちの集まりは、創らなきゃ。
これがSNS上では強力な伝搬力をもった拡散のエネルギーになる。
下手なマスメディアより強くなる場合だってある。
そして同時に確信したことは、
これからのビジネスに「ファンを創る」ことが
重要という考えは間違ってないってこと。
自分のビジネスでお客さまにどんな体験を与えられるのか?
そしてSNSで個人を出すってどういうことか?
もっともっと掘りさげて考える必要がある。
貴重な気づきをいただいたイベントでした!
次回も行こう!
(サインを藤村先生にいただいているところを撮ってもらいました☆)