こんな方向けに書いてます
- MailChimpはどんなサービスか知りたい
- 手頃な価格で気の利いた機能があるメール配信サービスを探している
- 見やすくて洗練されたいい感じのメルマガを作りたい
「MailChimp(メールチンプ)」とは、1,400万件以上の顧客実績を持つアメリカのメールマーケティングサービスです。
直感的に使える画面、洗練されたインターフェースデザイン、機能が豊富でありながら低価格。連携できる外部サービスも多く、しかも無料プランもあり、無料版ではステップメールも使えます。こんなメルマガサービスは国内ではまずないでしょう。(完全に同じ機能のサービスがあったとしても、日本国内向けのものでは顧客分母の規模の違いで価格は高くなるでしょう)
私もこのメルマガを使っていますが、「見やすい」「きれい」と好評をいただいており、ご興味を持たれている方がいらっしゃるので記事にしました。「英語」という壁以外は、個人的にオシのサービスです。
【MailChimpの特長1】価格はお手頃
起業家さんの必須ツールとは言え、固定費はかしこく抑えたい。
MailChimpはこんな感じでお手頃です。
※2018年8月現在
MailChimp 有料コース 例
・登録リスト0〜500件:10ドル/約1,120円/月
・登録リスト501〜1000件:15ドル/約1,670円/月
・登録リスト2801〜5000件:20ドル/約2,230円/月
・登録リスト5801〜10,000件:25ドル/約2,790円/月
これで配信数はすべて無制限です。魅力的な価格ですよね。
上記は月額固定費ですがメール配信数で変わる(従量制)金額プランもあり。
日本でも安くて気の利いたサービスが増えていますが、ここまでのサービス内容に対してこの価格帯はあまりないのではないでしょうか。
MailChimp 無料コース
・配信数 12,000通/月まで
・登録リスト2000件まで
2018年8月追記:無料コースでもステップメールができるようになりました。ただし、アカウントを作る際にクレジットカードを登録しなければなりません。
もし「知らない間にリストが2000件を超えてしまった」場合に配信できなって困らないよう、そのための保険として上限を超えたら自動的に有料プランに移行できるようにするためのものです。
もちろん、上限数(2,000件を上回らない、月の配信数を12,000通以下に抑える)を超えなければ料金はかかりません。
…どうですか?サービス内容に対して料金が抑えられています。
これだけの機能に対するこの金額を見ると、やっぱりアメリカはインターネットのツールやサービスが圧倒的に進んでいるなと実感します。
それだけの金額で提供できるということは、そのレベルがスタンダードであるということ、そしてお客さんの数がそれだけ多いということです。
【MailChimpの特長2】ドラッグ&ドロップで洗練されたレスポンシブ画面が作れる
パーツごとにドラッグ&ドロップで
画面を直感的に作ることができます。
まるでランディングページのようなビジュアルを効果的に使った、訴求力の高い画面を作ることもできます。
(※ただし使う画像写真のクオリティで印象は左右されます)
テンプレートが豊富にありますのでそれを土台に自分用に編集します。
作った画面はテンプレートとして保存でき、メルマガを作成するときにカンタンに呼び出せます。
自動で記述されるHTMLコードはキレイな印象です。
【MailChimpの特長3】ステップメールはもちろん、読み手の行動ごとにメールを送る「オートメーション」設定ができる
オートメーションとは、
お客さまの行動に合わせてメールの送り分けができる機能です。
よくある「ステップメール」機能は、あらかじめ設定しておいたメールを設定した順序とタイミングでメールを送る機能で、同じ内容が一斉に送られます。
ストーリー立てた順にお伝えしたいメッセージを届けられます。
それに対して「オートメーション」機能とは、
読み手の行動に合わせたメールを送ることができます。
例えば、Aのステップメールを開封した人にはB1のメールを、未開封の人にはB2のメールを送るという感じです。
メール内の特定リンクをクリックした人のみに送る、といった設定も可能ですので、
一括で同じものを同じ順で送るステップメールより一歩進んで、さらに、相手に合わせた
メールマーケティングが可能になります。
【MailChimpの特長4】スマホアプリで解析チェックできる
パソコンはもちろん、スマホのアプリで確認ができる。
これはなかなか便利です。
メールの開封率や届けられているかどうか、読者さまの行動などもチェックできます。
スマホはちゃんとパスワードロックしておきましょう。
【MailChimpの特長5】外部サービス連携が豊富にある
この図にはありませんが、WordPressのプラグインも豊富です。
通販で購入したお客さまをそのままMailChimpのメルマガへ登録させたり、決済サービスにつなげたりと、数々の外部サービスとの連携が可能です。
英語版のサービスが多いですが、決済サービスのPayPalやStripe、WordPress、エバーノート、WordPressで通販サイトを作るプラグイン WooCommerceなどは日本人でも活用できるでしょう。
そのほかのMailChimp の魅力的な機能
- メルマガ登録などのランディングページを作る機能がある
ワードプレスの固定ページにフォームを設置する場合もありますが、MailChimpの方でランディングページを作ることができます。
テキストや画像、レイアウト配置をドラッグアンドドロップで作れます。
魅力的な画面のテンプレートもあるのでそれをベースに作ればカンタンに作れます。
ワードプレスで四苦八苦するのであればMailChimpで作ってしまう方がラク。 - 複数ユーザーでメルマガ運営が可能
複数ユーザーのアカウントを作ることができるので、通販サイトのショップオーナー、メルマガ発行担当者など、複数人でメルマガ運営が可能です。 - 時差に合わせた配信設定ができる
メール受信者が他国にもいる場合、配信時間を現地時間に合わせて送ることができます。 - メルマガの配信に最適な時間を計算してくれる
過去のメルマガの履歴をもとに、何時に送ると一番効果的か、自動的に出してくれます。 - A/Bテストができる(※5,000件以上のリストが必要)
同じ内容を表現や写真、配置などを変えたパターンを作り、配信してそれぞれの反応を見て、最適な方法をみつけるためのテストです。
実行には有料版であること、そして一定以上のリスト数が必要です。
…など。
すごいでしょう?
気になったら無料で始められますので、登録して触ってみてくださいね。
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