「Facebookの自己紹介欄に、いったい、どんな書き方をすればいいの?」
と迷われている方へ。個人アカウントのトップページにある約100文字の自己紹介欄は、名刺のような役割を持ちます。
あなたに「この人だれだろう?」と興味を持った人に、自分がどんな人であるか、何を専門とする人かを「端的に伝える」ためのエリアです。つまり活動や人となりをアピールできる場所なのです。
大切な場所ですが、書き方によって与える印象が変わります。なのでこの記事では、そのプロフィールの書き方のヒントをお伝えします。
100文字の文字数で自分をPRする3つのコツ
読ませない。見て理解できる文にしよう
100文字(厳密には101文字)なので、文章よりも「パッと見てわかる」書き方がベスト。ユーザーはいちいちあなたのために時間を使ってくれません。だからパッと見が勝負なのです。
なので「読む」のではなく「見て」わかるようにすること。
そのためには一文を短めに区切り読み始めから終了までを短くすること。
字面にも配慮を。平がな、カタカナ、漢字が連続しないようにバランスよく
ひらがな、漢字、カタカナ、バランスよく組み合わせて字面もチェックを。
どれかが連続していたり、漢字では読みづらいけどカタカナにすると軽快になったりと「見た目」のリズムもあります。
文章の音読もおすすめ。淀みがないかをチェックできます。
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注意点
この自己紹介欄にはURLを書けてもリンクを貼れません。プロフィール欄の下にはURLがリンクになる入力箇所がありますので、ウェブサイトやブログのURLはそちらに登録するといいでしょう。
たとえばメルマガ登録ページなど、優先的に見てもらいページがあれば、文字数に余裕がある限り、「プロフィール文とURLを合わせて見せてしまう」のも1つです。
なお、URLは短縮サービスで短くできます。
https://bitly.com/
相手にとってのメリットを中心に書く
自分視点ではなく相手視点で書きます。
具体的にはあなたがどんな価値を提供できる人間か、相手にとっての自分を書きます。
NG例
プロフィールを見ようとしているユーザーが知りたいのは、あなたの経歴ではなくこの人につながると自分に何をもたらしてくれるのか、です。要はつながると自分にメリットがあるかどうかを端的に伝えましょう。
上記のNG例はまだ頭が「情報を受け取る側」になっています。興味を持ってもらうためには「情報を提供する側」の頭に切り替えてゆきましょう。
改善例
自己紹介欄に個人起業家がやるべきでない3つの「やらない」
ネガティブなことは書かない
個人起業家の方はビジネスパーソンです。当たり前ですが、基本的にはネガティブワードや表現はやめましょう。
Facebookを使う理由が「見込み客との出会い作り」なら、シンプルにあなたのことを書いてください。
例えば
- 「○○○な人は即ブロック☆」
- 「実際に会ったお友達のみとさせていただきます」
などといった言葉はやめましょう。交流目的のソーシャルメディアの場で拒否オーラーを出しても意味がありません。
お断りの文を堂々と掲げるのは、玄関に「セールスお断り」という看板を掲げているお家のようなもの。前面に滲み出た自己防衛感は、神経質にみえて印象がよくありませんし、だいたい「その人なり」が全くわかりません。
読み手への配慮ではなく自分視点で書く姿勢は、個人起業家のアカウントとしてふさわしくありません。
友達申請がきても嫌なら削除すればいいのですから、おおらかに構えましょう。
個人情報を書かない
起業家に関わらずではありますが、ソーシャルメディア上の見えるところに個人情報を記入することはやめておきましょう。
空欄にしておかない
2016年にこの100文字の自己紹介欄が出来たのですが、いまだに起業家さんで何も記載していない空欄の方がいらっしゃいました。やはりあるとないとでは大きな違いで、何をやっているのか非常に伝わりにくい。
ソーシャルメディアでの露出は、
「投稿が見られる → 自己紹介欄を見て認識される」
という流れになるので、空欄では大きな機会損失。必ず埋めましょう。
既存の自己紹介欄はもう少し長文が書ける
なお、従来の長文を掲載できるプロフィール欄は
個人アカウントの
基本データ > 詳細情報 へいくと自己紹介欄があります。
画面の右側にカーソルを当てると
「編集」の文字が出るのでクリックすると、編集画面にいきます。
プロフィール欄のURLは以下の「kaori.takehana」を
あなたのアカウントIDに変更すれば表示されます。
https://www.facebook.com/kaori.takehana/about
まとめ
100文字のFacebookの自己紹介欄は、あなたの肩書き、キャッチコピー、そして自己紹介は、初めにお客さまが触れるあなたに関する言葉。
自分に関連するキーワードを中心にしっかりと埋めて「見せて伝え」、新しい出会いを引き寄せてくださいね。