ご紹介するお客さまは、イギリス在住の英語のプロフェッショナルである平松里英さんです。会議通訳であり、イギリス英語の発音矯正コンサルタントをされています。
英語力を高める個人サポートのコースを様々な形で構築するにあたり、今回アカデミーにご参加くださいました。
平松さんはイギリス英語のプロフェッショナル
平松さんはビジネスの現場での通訳や翻訳を20年以上もの経験をお持ちの英語のプロです。
活動分野はTVやメディア、マーケティング&PRなど、またウィンブルドンのテニストーナメントの通訳・翻訳などもされています。
あの海外で活躍中の片付けコンサルタントの方が、イギリスにビジネスで行った時に同行通訳をされたそうですよ。
参加される前は、どのようなことを悩んでいましたか?
(会議通訳のお仕事は違い)自分が新たに起業ビジネスをするにあたり、知識や経験の不足を感じていました。
ランディングページのツールなど、揃えないといけないものが沢山あるのは分かっていたのですが、どこからどういう考え方で取り掛かって言ったらいいのかが分かりませんでした。
なのでそういったことを信頼のおける方に相談したいと思っていたものの、そういう相談できる相手がいなくて悩んでいました。
参加して何が良かったですか?
道筋を明確に整理し、要らないものを削れた
始める前は、「セールスファネル(販売動線)」とはよく言いますが、どこが入り口で、そこからどこへ来てもらってどのように購買につながるのか、そういう流れが散発的でした。
それをまずはその動線の流れの考え方を教えていただけたこと、思考の整理をしていただけたことです。
優しくも厳しく、「これだと分かりづらいよ」とか(笑)、「こういう風にした方が見やすいよね」など、一つ一つは大きいことではないのですが、その積み重ねが大きいと思います。
それらの小さいズレが重なると結局メッセージがぼやけてユーザーが離れてしまいますから。
コースをやりっ放しでなく次に繋がる体制作りができた
期間が終わってまだやることはあるのですが、道筋を明確に整理していただき、開催するコースもやりっ放しにならずそのまま別のコースにつながるような体制作りを話し合えたことがすごく良かったです。
自分だとグルグルして前に進まない。そんな時道筋を示して一緒に走ってくれる存在は一人起業家に必要不可欠
また、起業する場合は一人でホームページもビジネスプランも考えないと行けない。独りよがりになってしまいがちです。
かといってそれを防ごうと思っても相談できる相手がいないし、いきなりお客さまとの本番になってしまう。
そのようにコースやビジネスの改善のための意見やアイデアを出し合ったりできる相手がいない人が多いと思うんです。
なので、自分より先を行ってる方の経験値と視点と、横でメガホンを持って一緒に走ってくれる方を持つことは一人起業家には不可欠だと思います。
闇雲に自分で「こうかしら」と思って走り続けるほど人生そこまで長くないですから。
焦っているのではなく、自分が持つ時間や労力というリソースに対して潰していかないといけない失敗が膨大にあるんです。
そうだと、「まだそこに居るの、自分」という感じで前に進まず、なかなか、皆さまのお役に立てる状態にならない。
そんな時に「そっちじゃないよ、こっちだよ」と言ってくれる存在がいるのは、心強いですし、絶対に大きいと思っています。
アカデミーの参加の決め手は何でしたか?
竹花先生がセミナーで橋と島の話※をしてくださったんです。(※商品を売りたい自分とネット上にいる将来のお客様との距離感を説明するための比喩として説明した絵のこと)
あの絵がすごく分かりやすかったんです。絵を使いながら明確な言葉で説明してくださったんですね。
また、バックグラウンドがビジュアルの方で、コンサルを受けている時も随所にそれを感じましたし、そういうビジュアル面を相談できるのは、私にとっても良かったのです。
どんなに美味しい料理屋でも店の中が汚かったりすると入らないと聞いたことがあります。せっかくいいものを持っていてもよく分からない外観で「え?」となると、お客様は足がすくんでしまう。
そういう(外観的な、見せ方の)部分を整えて行かないといけないなという局面にいたので、私が足りていないそういう部分を相談に乗ってもらえそうだと感じました。タイムリーだったのだと思います。
自分のアウトプットに対し、プロとしてのフィードバックをもらえるも心強かったです。
アカデミーはどんな人におすすめですか?
商品やサービスはあるけれど、集客との動線が整理できていない方。集客から販売の流れがきちんと整えてられていない方。
どこから手をつけていいか分からない、自分なりにやってみているがうまく行かない方。
多くの方はSNSなどいろんな情報がバラバラに入っていると思うんです。アメブロならアメブロはどういう立ち位置で、どういう特徴があるからどのように使うのか、そういうことを整理し明確にしたい方は良いと思います。
「これから起業したいんですが」という方は向いてないと思います(笑)
平松里英さんのサイト
一つの商品でなく複数を用意しお客様が流れるような設計をする
里英さんはすでに月額課金のサービスと発音矯正の講座をお持ちでした。
ですが両方とも対象の英語スキルが離れていることから、
- その中間は必要でないのか?
- 「英語力を上げたい」にはどんなニーズがあるのか?
- 各サービスの対象となる人の英語スキルはどの程度のなのか?
- どんな「こうしたい」思いに応えられるものなのか?
そのようなことを見直し、洗い出し、ミドル商品を設計しました。
それによってフロント、ミドル、バックと揃い、各コースを卒業されたお客様の受け皿を用意するような全体の構成を作り上げました。
里英さんの場合、海外のマーケティングツール「Kajabi」をお使いでしたので、ドリップ機能(定めた時間ごとにステップに沿って動画などの教材を配信する機能)を生かして教育を効率的に動かしていらっしゃいます。
ツールを使う場合、事前の素材作りに労力が必要ですが、それぞれのお客様を取りこぼすことなく有機的に動かせるサービスの構造ができれば、あとは楽になります。
商品を複数用意することで、自分との距離が違うお客様のステージごとに提供することが可能になります。
フロントやミドルの商品は、価格を抑えながら効率よく価値を提供できるのが理想ですから、ツールなどを活用することも検討すると良いでしょう。
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