投稿先:

最小限で多くを伝える米大統領イラストから学ぶ「削ぎ落とすこと」

All US presidents in one graph.© by 9gag
LINEで送る
Pocket

最も言いたいことと、その周囲の情報を極力排除することで
言いたいこと=メッセージが強く浮き立つ。

この方法は、文章でも、デザインでも共通です。
アップルのウェブサイトが分りやすい例ですよね。

Apple MacBook

商品のページには大きく入れた製品写真を入れ、情報を思い切ってしぼり余白を生かすことで、画面の中で商品が強い存在感を放っています。

今回は、最小限で多くを伝える、インスタでみつけた見事なインフォグラフィック※を見ていただきたいと思います。

※インフォグラフィック(infographic)とは
インフォメーション + グラフィック の造語。
情報やデーターなどを知覚的に表現したもの。標識、地図、報道、教育などの形で使われています。作成には、いかに端的に明快に情報を伝えられるか、情報編集力、グラフィック表現力など高い技術が必要。

 

情報を究極にまで削ぎ落として『記号化』

インスタで目にしたとき、見事だなあと思いました。
いいね!数、コメント数もかなりの数。

All US presidents in one graph. @9gagmobile #9gag #president #trump #election #orangeisthenewblack

9gagさん(@9gag)が投稿した写真 –

ソーシャルでバズりやすいネタ画像を配信する「9gag」によるこの画像は、

絵の中でも伝達性が高い
「記号」にまで落し込んだ情報です。

単純なニコちゃんマークの顔が並んでいるだけで、
途中でちょっと違うのが入っています。
色は黒、オレンジ、白の3色のみ。
この単純な絵には
多くのことが表現されているんですよね。

なんだかお分かりですか?

コメントに

一つの絵の中に歴代のアメリカ合衆国大統領
All US presidents in one graph.

とありますよね。

上からかぞえて16個目のニコちゃんは、帽子にヒゲ
その特徴からして、第16代目エイブラハム・リンカーンだと分ります。

そして下から2段目の中央付近、頭が欠けてますね。
はい、パレード中に狙撃されて亡くなった大統領がいましたよね。

そして一番下の右から2番目の
黒いニコちゃん。バラク・オバマさんだと分ります。

そして最後のニコちゃんはオレンジ色
ドナルド・トランプさんなのですが、
これはある流行を表現したものになっています。

「次期大統領はトランプ」を流行りの言葉で表現 = Orange is the new black?

ハッシュタグにもある
Orange is  the new black。

これは、アメリカの動画サービスNETFLIXによる、オリジナル人気TV番組「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」からきているフレーズなんです。直訳で「オレンジは新しい黒」。

[関連記事]  商用OK画像を探す方法(1) 写真画像共有サイトFlickr編

orange is the new black
ここでのオレンジとは、刑務所で新人が着る囚人服の色からきています。
「the new black/ニュー・ブラック」は、黒色のことではなく、流行りとかトレンド(の色)という慣用句です。

ドラマは、いきなり投獄された主人公が刑期満了までムショで奮闘する話ですので、タイトルの意味合いは「オレンジ(囚人服)が今キテる」みたいな、ちょっ皮肉った感じみたいですね。

このフレーズが、大統領選挙に対してネットで引用されていました。

Black/黒 はオバマさん、
顔が赤い=オレンジはトランプさん。

 ” Orange is the new black. “

トランプがキテる」
「オバマに変わる次の大統領はトランプ

の2つの意味合いが含まれているようです。
そして

オレンジがキテる」って、
投票されるトランプの事じゃないぞ!
Trump getting elected is not what we meant when we said “ORANGE is the new BLACK”

みたいな逆の意味でも使われてるんですね。

It’s going to be a longggggggggg night ya’ll #election2016 #orangeisnotthenewblack

sarahannmacklinさん(@sarahannmacklin)が投稿した写真 –

このインスタ投稿のハッシュタグにもあるように

オレンジはキテないぞ!
Orange
is not the new black

というフレーズさえできている(ググると出てきます)。
オバマさんもそれを口にしていたみたいですね。

そのTV番組の中では「先週のトランプ氏のニュースを見たか」という質問に対し、オバマ氏は
「見ていたのは『Orange is not the new black』だよ」と応えた。

The show included attacks on Donald Trump. When Fallon asked Obama if he had watched news regarding Trump in the past week, Obama responded he had been watching orange is not the new black.”
Time

(オバマさんはトランプさんを支持していませんでした)

[関連記事]  JimdoやWixなどのホームページ作成サービスとWordPressとの違いとは?

あのインフォグラフィックは、
人気TV番組のタイトルを使ったネットのバズを受けて、

オバマさんとトランプさんを、
黒とオレンジのニコちゃん絵に
落し込んだものなのです。

 

情報を整理する:いちばん大事なことを明確にし、その周辺情報を見直す

単純なニコマークがならんだ画像に
それだけの意味を含め「見てすぐ分る」って見事だと思いませんか?
よけいな情報がないので、内容が強く、ストレートに伝わります。

いかに捨て、何を残して伝えるか。

この考えは、ブログや情報発信にも
取り入れられますよね。

それを実現させるためには
この2つじゃないでしょうか。

1.  いちばん大事な部分(言いたいこと)を明確にして確認する
※書き出すとなおよい

2. それを伝えるための導入文や例文など、
周辺の補強する情報が本当に必要か見直す。

だって、見直すと出てきます。

重複している部分。
いいたいこととは微妙にズレてる内容。
「書きたいから入れてみたけど」
流れを悪くしていている部分。

 

思い切って削除すると、
残ったものがハッキリするので
強く伝わりやすくなる。

つまり 少なく、
多くを伝えられる文(情報)
になり、
洗練されていくんですよね。

 

まとめ

ブログ記事を書くときは
「ざ〜っと思いの丈を綴って 書いて、はい、公開!」

ではなく、
かならず、かならず、読み返しましょう。

・一番いいたい事ははっきり見て分るか?
・この箇所は本当に必要か?

 

私も、書いているときはもちろん、
公開後もよく書き直しています。
(わーっと書くと誤字脱字とかもあるし
時間がたって目が新しくなると修正部分が見つかります)

 

情報を削ぎ落とし、
届く文/情報に磨いてゆきたいですね。

 

 

WordPressにしてみたいけど、どうしていいか分らない方へ

見ながらできるWordPressカンタン設定ガイド

WordPressがいいとは聞くのだけど、

・無料ブログとどう違うの?
・そもそもワードプレスって何?
・なぜワードプレスがいいの?
・どうやって作るの?
・シゴト化とシクミ化させるには?
・ワードプレスは私でもできるの?
・無料ブログを続けていていいの?
・ホームページとブログを一つにしたい

どれかに一つでも当てはまるなら、このテキストに答えがみつかります。

見込み客を集める強力なブログツール『ワードプレス』を理解し、立ち上げるための基礎が学べる内容が、この一冊にまとまっています。

手に入れた方からは、
『こんなものが欲しかった』
『専門書では分らないけど、初心者用書籍には書いていないことがある』
といった声をいただいています。

あなたもぜひ入手してください。

WordPressが作れる無料テキストを手に入れる

 

※テキストをお届けの後は、
「集客ブログでファンを創る シェアコンテンツを学ぶ7日間講座」、
その後は「ブログをメディアにするヒント」を不定期でお送りいたします!

LINEで送る
Pocket


この記事を書いた人

竹花 香
ファン創造WEBプロデューサー。大中規模企業のWEBサイト ディレクション、デザインで伝えたいことを具体な形にする役割を担う。
メッセージ、面白いアイディアなど「まだ形になっていない見えないもの」の、見える・伝わる表現を探し出すことに熱が入る。そこが自分の使命であり、プロとしてのスキルでもある。基本はウェブ周り。
【好きなもの】ネコ、犬、絵、クロッキー、五平餅、牛皮、メロン、ラ・コルベリーヌのクルミ入酵母パン「ノア」、 エンタメ、青森ねぶた、映画。